事業活動を通じた環境負荷低減の取り組みサスティナビリティ

アンモニア燃料船開発・社会実装に向けた統合型プロジェクトに参画

伊藤忠商事(株)ら4社とともに、グリーンイノベーション基金事業である「次世代船舶の開発プロジェクト/アンモニア燃料船の開発」に取り組んでいます。三井E&Sは、アンモニアを燃料とする推進システムの開発を担います。アンモニア燃料船を日本主導で社会実装し、日本の海事産業がゼロエミッション船分野で長期にわたり優位性を維持できる形を目指します。

アンモニアを燃料とした船舶用高効率発電装置の開発

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国土交通省の研究開発事業に採択された「アンモニア燃料電池の舶用応用に向けた技術開発」では、発電装置用にアンモニアを分解して水素を取り出す技術開発を進めます。この高効率発電装置とアンモニアを燃料とする推進システムとを組み合わせることにより、ゼロエミッション船の早期社会実装に貢献してい きます。

ゼロエミッション型港湾荷役クレーンの開発

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ニアゼロエミッション型トランステーナ初号機
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FCパワーパック搭載のRTGC

2022年8月、ニアゼロエミッション型トランステーナ初号機を、神戸国際コンテナターミナルに出荷しました。荷役時の回生エネルギーを最大限再利用することで、ディーゼルエンジン発電機セットを最小化しています。

また、2023年4月、NEDOと共同で、世界初となる水素燃料電池(FC)を動力源としたラバータイヤ式門型クレーン(RTGC)を開発しました。水素燃料ベースのFCパワーパックを搭載し、大容量蓄電池から供給される電力のみで 荷役します。今後、米国/ロサンゼルス港での実証事業に取り組む予定です。

水素の地産地消モデルの実装実証事業に参画

三井E&Sと同社米国子会社であるPACECO®CORP.は、豊田通商(株)ら4 社とともに、LA 港における港湾荷役機械とトラックの水素燃料電池化、及び港湾に特化した地産地消型クリーン水素モデルの実装実証事業に参画し、2024年より実使用環境下での検証、分析を行います。本開発事業を通じて「トランステーナ®」のゼロエミッション化の実現に取り組んでいきます。

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