プレスリリースニュース・お知らせ

2018年11月01日

防衛省向け3,900トン型護衛艦(新艦艇)1隻の建造契約を三菱重工業と締結コンパクトで多様な任務への対応能力を向上

000-30FFM.JPG3,900トン型護衛艦のイメージ図

◆ 2022年に引渡しの予定
◆ 当社の玉野艦船工場と三菱重工業の長崎造船所で建造

三井E&S造船株式会社(社長:古賀哲郎、以下「当社」)は、三菱重工業株式会社(社長:宮永俊一、以下「三菱重工」)から、3,900トン型護衛艦、いわゆる「新艦艇」1隻を受注しました。周辺海域の防衛や海上交通の安全確保および国際平和協力活動などを機動的に行えるように多様な任務への対応能力の向上とコンパクト化をコンセプトとしており、対機雷戦機能なども備えるものです。

今回の建造契約は、2017年度実施された企画提案に対する審査の結果、評価点合計が最も高かった三菱重工が主事業者に選定され、2番目に高かった当社が下請負者に選定されたことによるものです。初年度契約の2隻は、三菱重工の設計図面に基づき、1隻目を三菱重工の長崎造船所(長崎市)、2隻目を当社の玉野艦船工場(岡山県玉野市)でそれぞれ建造し、いずれも2022年3月の引渡し予定です。

海上自衛隊向けの艦艇建造において、主事業者の設計図面に基づき主事業者の造船所と下請負者の造船所で同時期に建造するのは、今回が初めての取り組みとなります。三菱重工とは、共同で詳細設計作業を進めることとしており、今後は両社がプロジェクト体制で協力していくことで合意しています。
なお、両社はこれを機会に広く周辺分野ならびに将来案件について個別に協業を検討していくこととしています。

当社は、創業以来101年にわたり積み重ねた技術を活かし、これからも我が国の安全保障に貢献するものづくり企業として、新たな価値を提供し続けていきます。

お問い合わせ先

連絡先
株式会社三井E&Sホールディングス 経営企画部 広報室
担当
高岡、乾
TEL
03-3544-3147

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