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2019年02月04日

画像認識技術を活用した溶融スラグ監視システムを実用化

株式会社三井E&Sエンジニアリング(代表取締役社長 新牧 拓也)および株式会社アダコテック(所在地:東京都品川区、代表取締役:池田 満広)は、機械学習を用いた画像認識技術を活用して、都市ごみ清掃工場から発生するスラグ流れ変化を数値化するシステムを実用化しました。本システムの導入により、プラント運転員の負荷低減・省力化への貢献につながり、また運転員の教育ツールなどへの展開も期待できます。

プラント施設等の運転において、運転員は安定操業を実現するためにプラントの状況認識、異常時の原因究明と早期対応を運転状況の情報からリアルタイムに判断し対処しています。

特にスラグ流れの監視は安定操業を達成するうえで重要な要素の一つとされています。最近では、運転状況を可視化することを目的に収集したデータを学習させたシステムによるプラント設備等の監視診断機能の高度化が進んでいます。しかし、スラグ流れの画像は、流れの形状とその変動などが多様で、広く試みられている検出手法では膨大なデータとその処理が必要となります。

今回採用した、国立研究開発法人産業技術総合研究所より特許許諾(立体高次局所自己相関CHLAC)を受けた株式会社アダコテックが開発した異常動作検出ソフトウェア(AdaWatcher)は「正常データ」のみを学習するため膨大な異常データを用意する必要がありません。

AdaWatcherを適用し、都市ごみ清掃工場に導入した「溶融スラグ監視支援システム」はスラグ流れのような判定の難しい監視業務の代替可能性を示すことが出来ました。また、既設の監視カメラ専用回線から並列で分岐することで、画像を取り込み、解析・診断等を行えるため、既設設備においても導入しやすい仕様となっています。

目覚しく発展を遂げているIoT、AIなどの技術を活用することで、さらに高度化された運転支援サービスに取組んでまいります。

三井E&Sグループは、2016年度~2025年度にかけての長期の方向性を示す「2025ビジョン」において、これからの10年間に総力をあげて注力する領域として「環境・エネルギー」を掲げています。環境保全とエネルギー創出はこれから社会が確実に必要としているテーマです。社外の優れたリソースとグループの積上げた経験を結びつけることで、新しい価値・サービスを提供して参ります。

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