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2023年04月03日

株式会社三井E&S発足 社長メッセージ(要旨)

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株式会社三井E&S(東京都中央区)の新体制発足にあたり、代表取締役社長高橋岳之より、グループ会社を含む従業員に向けて挨拶がありました。
挨拶の要旨は以下のとおりです。

本日より当社は事業持株会社体制へと移行し、社名も新たに「株式会社三井E&S」に生まれ変わります。新体制では旧マシナリーの事業を中核として事業と経営が一体となり、グループ全体の戦略立案、実行のスピードを上げていきます。

最大の懸案だったインドネシア発電土木工事が昨年商業運転を開始し、また、痛みを伴いながらも不採算事業の整理や、財務体質の強化などの諸施策を確実に遂行してきたことで、当社の注力分野が明確になり、成長軌道に乗せるための土台固めが出来つつあります。

一方で、周りを見渡せば、地球規模での気候変動、災害、パンデミック、ロシアの軍事侵攻など非常に変化が激しい不透明な時代であり、我々を取り巻く環境は大きく変わってきています。今後持続的に成長していくための事業戦略をどう考えるか、非常に難しい判断を迫られる状況ではありますが、しかし、そういう時代だからこそ、そこにはビジネスチャンスがあると考えます。

このような環境変化の中で当社が成長を続け、収益を安定して出すための目指す姿、あるべき姿を考え、当社は昨年5月に公表した23中計の中で、従来のものづくり主体の経営理念を、エンジニアリングとサービスを主体とした経営理念に改めました。これからは単なる製品サプライヤーとしてではなく、弊社の強みである製品を核にしたエンジニアリングサプライヤーを志向し、製品の周辺まで広げたビジネスモデルを展開することで事業の幅を広げ、持続的に安定した収益をあげる会社にしていきます。

「三井E&S」のE&Sは"Engineering & Services for Evolution & Sustainability"ですが、それは"社会の進化と持続のために我々のエンジニアリングとサービスで貢献する"、ということを謳っています。不確実なこの時代にある様々な社会課題に対して当社として当社の技術、サービスで何が出来るか、いかに当社技術リソースで様々な社会課題の解決策を提供していくか、そこに当社の存在意義(=パーパス)があり、その基盤をしっかりと固めることが当社グループの持続的成長と企業価値向上につながると考えています。
今回の事業持株会社体制への移行で、抜本的な構造改革を行い、戦略のスピードアップと、新しい環境に適応する進化をいち早く実現することを目指します。そのために一人ひとりが、マーケットイン思考で自ら考え、外部環境の変化に適応し、自らの進化にチャレンジする、そうした意識改革を目指します。その先には、持続的に安定収益をあげる力強い企業集団としての当社グループの姿があり、様々な社会課題を解決する社会貢献につながり、持続的成長力を持つ力強い会社になると確信しています。

結びに、「新生 三井E&S」の発展を祈念し、新体制発足にあたっての挨拶といたします。

お問い合わせ先

連絡先
経営企画部 広報室
TEL
03-3544-3147

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