プレスリリースニュース・お知らせ

2024年04月18日

メタノール製造用パイロット設備向けに内部凝縮型反応器(ICR) 1基を納入

株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋 岳之、以下「当社」)はこの度、住友化学株式会社(以下、住友化学)愛媛工場内に設置されたCO2を原料としてメタノールを高効率に製造するパイロット設備向けに、内部凝縮型反応器(Internal Condensation Reactor、以下ICR)を1基納入致しました。

本設備は、NEDO(※1)のグリーンイノベーション(GI)基金事業の助成を受け、住友化学と国立大学法人島根大学が共同開発を進めており、今後2028年までに実証を完了し、30年代の事業化、および、他社へのライセンス供与を目指しております。
その主要機器であるICRは、既存技術では難しかった器内でのメタノールと水の凝縮分離が可能であり、設備の小型化、省エネルギー化につながるとともに、触媒劣化の抑制も期待できます。この反応器の実現のため当社は、開発段階から構造や製作手順を検討し、モックアップ試験を重ね完成に至りました。

今後も、当社は、廃プラスチックやCO2などを原料にしたケミカルリサイクル設備向けに製品を提供し、循環型ならびに脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

20240418a.png
※2


※1 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
※2 写真資料参照元:住友化学 ニュースリリース 2023年12月12日 CO2から高効率にメタノールを製造する革新的技術の確立へ ~GI基金事業の実証に向けたCCUパイロット設備が完成~
https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20231212.html

お問い合わせ先

連絡先
株式会社三井E&S
経営企画部 広報室
TEL
03-3544-3147

このニュースリリース記載の情報(製品情報、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

    ニュース・お知らせ

    当サイトは、お客様の利便性向上、品質維持・向上を目的としてCookieを使用しています。Cookieの利用に同意頂ける場合は、「同意する」ボタンを押してください。
    詳細につきましては、「ご利用条件」、 「個人情報保護について」をご確認ください。

    同意する

    閉じる