舶用エンジンモニタリングシステムCMAXS LC-AのClassNK IE P&S認証取得

株式会社三井E&S（本社：東京都中央区、代表取締役社長：高橋 岳之、以下「当社」）は、当社グループが提供する次世代舶用エンジンモニタリングシステム/サービスCMAXS LC-A（以下「本システム/サービス」）が、日本海事協会（ClassNK）のIE P&S認証(Innovation Endorsement for Products & Solutions)を取得しました。
ClassNK のIE P&S認証は、革新技術や取り組み(コンセプト・実サービス)に対する第三者認証で、イノベーションの実現可能性と価値に裏付けを与えるものです。

本システム/サービスは、工学的原理・原則に基づいたXAI(eXplainable AI)により、舶用エンジン不具合を予兆段階で捉え、不具合原因部品・要因を自動で特定し、船内での迅速なトラブルシュート支援を可能にするサービスであり、今回その価値が評価されClassNKのIE P&S認証取得に至りました。

当社グループでは、2016年より当社がサービスを開始した『CMAXS e-GICSX』と、当社子会社である株式会社三井E&S DU(本社：兵庫県相生市、代表取締役社長：匠 宏之)が開発・運営する「CMAXS LC-A」を統合しており、2025年1月には、当社製舶用エンジン搭載船として初の「CMAXS LC-A」採用となる船舶が就航しています。

三井E&Sグループでは、マテリアリティ課題の一つとして「人口縮小社会の課題解決」を掲げており、今回の認証取得を機会に、今後も本システム/サービスの普及を目指すとともに、船舶運航管理の安全性の向上と効率化に貢献していきます。

CMAXS LC-Aの特徴機能（画面例）