舶用2ストロークエンジンの「事業基盤強化計画」国土交通省から認定取得

株式会社三井E&S（社長：高橋 岳之、本社：東京都中央区、以下「当社」）および当社グループ会社である株式会社三井E&S DU（社長：匠 宏之、本社：兵庫県相生市）は、海事産業強化法に基づく事業基盤強化計画認定制度において、中核製品である舶用2ストロ ークエンジンの生産性向上に向けた事業基盤強化計画を策定し、2023年7月3日付けで国土交通大臣より認定を受けました。

本制度は、生産性向上や事業再編を通じた事業基盤の強化支援を目的とした国土交通省の認定制度です。

当社グループは本計画に基づき、アンモニア、メタノール、メタンスリップ対策を講じたLNG 焚き二元燃料エンジンを核とした環境対応型エンジンを開発・拡充します。
更に、MAN-Energy Solutions 及びWinterthur Gas & Diesel のダブルライセンス体制の構築により製品ラインアップを拡充しており、当社グループにおけるリソースの効率的な活用による生産性の向上や、アフターサービスの強化を図ります。

また、舶用2ストロークエンジンは、経済安全保障推進法に基づく政令により、特定重要物資に指定されました。当社グループはその安定供給確保を行う事業者としても認定を受けており、両制度を活用することで舶用2ストロークエンジンを安定的供給できる体制を構築し、多様化する顧客ニーズに対応してまいります。