遠隔操作システムデモルーム事業・製品情報

遠隔操作システムデモルーム

お客様の多種多様なご要望に沿った教育・訓練、 技術検証を提供する遠隔操作機器向の専用施設を開設。: 当社はこれまで核燃料サイクル分野を中心にロボット・マニピュレータなどの遠隔操作システムを提供してきましたが、福島第一廃炉プロジェクトをはじめとする原子力関連施設の廃止措置の推進により、実機を用いてのモックアップや技術検討、運転・保守に関する教育訓練のニーズが高まっています。こうしたご要望にお応えするため、2019年7月に、岡山県玉野市の工場内に遠隔システムデモルームを開設しました。

特長

本デモルームには、約200平方メートルの展示・技術検証エリアと約130平方メートルの教育・訓練エリア、約60平方メートルの会議室を備えています。
エリア内にはセンサレス制御技術を採用した廃炉作業向の高耐放射線性センサレスロボットA1000SLを2機（クレーン＆昇降機構付の200㎏仕様とスタンド式の100㎏仕様）、機械式マニピュレータA100（電動モーション付）を2機、A201（関節型）を2機、天井クレーン（2.8t）を設置しており、デモンストレーションだけでなく、お客様の多種多様なご要望に沿った教育・訓練（運転、保守）やモックアップによる技術検証などのソリューション事業も展開しています。

実績

遠隔システムデモルーム全景
遠隔システムデモルームは2019年7月に玉原総合事務所玉原地区に開設され、2020年12月現在、20社250名以上のお客様にご来場いただいています。
モックアップ、技術検証
お客様の様々な課題を検証するための、実機を用いた事前シミュレーション、技術検証の場を提供し、最適な遠隔操作機器の選定をご支援します。
また、作業性やアクセス検討といった技術検証だけでなく、最適な操作モードや教示機能などの提案、遠隔操作におけるカメラワークなどの操作支援もサポートします。
教育・訓練（運転操作、保守）
実機を用いた運転操作、保守、トラブルシューティングなどの教育訓練をご用意しております。
実際の現場における遠隔操作を模擬した設備でトレーニングを行うことで、お客様からもカメラやシミュレータなどを用いた遠隔操作のイメージが分かりやすいと評価をいただいております。
デモルーム併設会議室
デモルームには展示・技術検証エリアに直結した会議室を完備し、実機に触れながら技術検証や教育・研修の成果をタイムリーにお打合せ、ご相談可能です。